こんばんは、白蜜(しろみつ)です。
Twitterの方でリクエストをいただいたので
「大村 愛知県知事リコール問題」が
今どうなっているのか調べてみました。
まず初めに断っておきますが、僕はこの問題について賛成でも反対でもありません。
あくまで冷静な第三者として調べたことを書いてみます。
問題の始まりは何?
そもそもの発端は2019年に行われた「あいちトリエンナーレ」にて日本や天皇陛下を侮辱する内容の展示が行われていたというもの。
(「表現の不自由展・その後」という標題でした。)
「あいちトリエンナーレ」には補助金という形で税金が投入されていたことから「反日的な展示に国民の税金を使うのか!」という意見が出て大炎上しました。
「あいちトリエンナーレ」という催しは2010年から3年ごとに開催されていたもので、2019年で4回目でした。
1~3回目に反日的な展示があったのかどうかは調べても良く分かりませんでした。
賛成派の主張
「その時の首長が展示の内容にまで口を出すのは憲法違反である。」
確かにその通りです。
今回のケースでは大村知事や河村 名古屋市長の意向に沿う内容でなければ補助金が出ないなら、それは表現の自由を侵害していると僕は思います。
反対派の意見
これは色々な人が色々な発言をしているので纏めるのが難しいのですが、誤解を恐れずに言うと…
「日本や日本人を侮辱した内容。そんな展示に税金を投入すべきでない。」
といった感じでしょうか。
こちらの意見も一理あると思います。
日本や日本人の利益にならないことに税金が使われるとしたら、税金の使い道という観点から大きな問題ですね。
リコール騒動
その後、高須クリニック院長の高須さんが中心となりリコール運動がおこりました。
同時にリコール反対の運動を起こす人も現れました。
で…今はどうなっているのでしょう。
2020年の5月頃から署名活動をしているようです。
公式HPやTwitterなどを見ても現在の署名数が公表されていないので進捗状況は良く分かりませんが、フォロワー数が4万しかいないことや4ヶ月経っても目標数に到達していないところを見るとあまり芳しくないのかもしれませんね。
これに対して大村知事は
冷静な対応です。
コロナ対応で忙しいから構ってられないということなのかもしれません。
リコール運動自体もあまり盛り上がっていないようですし。
白蜜の見解
最後に僕の意見も少しだけ書いておきます。
名前だけで判断するのは良くないのですが、公式HPに載っている写真に写っているのが「武田邦彦、竹田恒泰、高須克弥、百田尚樹、有本香」の5名です。
この5人が好きor嫌いor関心ない ということについては、みなさんそれぞれ意見があると思いますが…冷静な視点で見てかなり思想的に偏りがあるなと思います。
賛成・反対を考える前にこの偏りは認識しておくべきかと。
僕は展示物をすべて見たわけではないのですが、報道等を見る限り嫌悪感を覚えますし見たいとは全く思いません。
ただそれと補助金交付の是非とは別問題だと思います。
個人的には「こういうことに税金を使ってほしくないな」って思いますが、「じゃあ税金を使っていい内容と駄目な内容の境界はどこだろう」と考えた時に正解が思い浮かびません。
正解を明示できず、かつ憲法違反ではないと明確に言うことができないのなら、内容に応じて補助金交付の是非を変えるべきではないと思います。
例えば、明確な犯罪行為を礼賛する内容であったり人種差別を助長する内容であったりすれば補助金を不交付とすることについて議論の余地はないでしょう。
ただ今回のような価値観の相違に基づき、議論が巻き起こっている現状を考えれば、内容が悪いからという理由で補助金を出さないという判断はできないのかなと思います。
この問題に関しては僕の感情的な部分と論理的な思考により到達した結論との間に大きな乖離があって、僕もうまく整理できてません。
まとまりがないですが、今回はここまでとします。
異論・反論が大いにあると思いますし、そういう意見を否定はしません。
僕の考えが間違っている部分があればぜひ指摘していただきたいです。
よろしくお願いします。