こんばんは、白蜜(しろみつ)です。
今日の日本株は力なく下がったという感じ。前場に下げて、後場はほぼ動かず。今は特に材料もなく、19日に発表予定の補正予算による経済対策を待っている段階かな。報道ではちょっとずつ中身が出てきていますが、全体像や詳細が判明するまでは動きづらいですね。決算発表も終わりましたし。
【信用取引】
建玉の本日の値動きは
3916 DIT(返済)
5759 日本電解(新規)
6078 バリューHR(返済)
6533 オーケストラHD(+0.39%)
現時点での合計損益 +8.25%
2銘柄について、建玉を返済売りしました。
DITは含み損でしたが、回復まで時間がかかりそうと判断したこととオーケストラと業種が若干かぶっていることなどなど、総合的に考えて資金を他に振り向けることにしました。
バリューHRは、本当はずっと持っていたい銘柄ですし業績も右肩上がりで推移すると予想していますが、短期的に上がりすぎだと判断して利益を確定しました。株価が下がる局面があれば再度ポジションを取ることは十分にありえます。
以前から気になっていた日本電解を信用買い。テスラ関連銘柄としてボラティリティが高くなっている企業ですが、成長のために積極的な投資をしており技術力やシェアの高さ、市場自体の成長性を加味して購入しました。夜になって知ったのですが、今日たまたまオンラインで説明会をやっていたようです。この会社はIRにも積極的で現状や将来見通しについて丁寧に説明してくれるので好感が持てますね。
●要チェックリスト(保有銘柄は除く)
2986 LAホールディングス
3467 アグレ都市デザイン
4493 サイバーセキュリティクラウド
6050 イー・ガーディアン
7826 フルヤ金属
9145 ビーイングホールディングス
昨日あたりから、岸田政権(というか、自民党)が来年度(2022年度)の税制改正大綱に金融所得課税を「検討事項」として記載する方針であるというニュースが報道されています。
これに対して個人投資家や証券業界の人達が「脊髄反射的に」批判をしていますが、消費税増税時もそうでしたが増税を行う際には必ず負担軽減のための政策がセットで実施されます。特に今回の話は格差是正という面もあることから、所得税とのバランスや所得額に応じた課税を検討するなど、税制全体の改革を行う政策の一環であることは明らかです。
しかも現時点では「来年度から検討を始める」というニュースが出ただけ。いつ結論が出るかも不明だし、負担軽減政策の内容は全く不明。そのような段階で不平不満をぶちまけるというのは、換言すれば「俺から税金を取るな!」と叫んでいるだけ。このような姿勢が、投資をやっていない大多数の国民から証券業界や投資家が支持を得られない理由の一つだと思います。
現に米国でも富裕層に対する課税強化がかなりの現実味を帯びて議論され始めています。欧州でも同様です。そのような世界の潮流とも併せて考える必要があるトピックであり、税制という国のかたちを大きく変更するとても大きなテーマなので自民党には大局的な観点から議論を進めてほしいと思います。
なお、白蜜個人としては金融所得課税の強化には賛成しています。
投資ができるくらいの余裕資金を得ることができている幸運に感謝して、苦しんでいる方々の負担が軽減されるような税制の変更には大いに賛成。
たとえ20%の税率が30%や40%になったとしても、淡々と積み立て投資をすることには変わりないですので、目先の税負担の軽重よりも日本が良い国になっていくことを望みます。
投資をやっていない方には、投資家が全員目先のお金に腐心している訳ではないことをご理解いただきたいと思います。
長くなりましたが、本日は以上です。
ありがとうございます。