こんばんは、白蜜(しろみつ)です。
お久しぶりです。久しぶりすぎですねw
今日は米国の景気とインフレについて最近感じている違和感について簡単に説明します。
最近は株価が日米ともに堅調です。
その理由は色々ありますが、主なものとして米国の景気と金利の見通しによるところが大きいと感じます。
今年後半から来年にかけて米国の景気が悪くなり不況になるという見方が後退し、さらにインフレ率も低下することでFRBが利下げに転じるという見通しが優勢となったため、「景気はそこまで悪くならない」&「利下げ」という望ましい組み合わせが実現しそうだと考えられているのです。
どちらも株価にとっては下支え要因となるため、世の中の投資家が積極的にリスクを取りに来ているという説明がされることが多いですね。
BNPパリバ証券の中空麻奈さん(経済財政諮問会議 議員)など何人かの人たちは異なった見方を公言していますが、僕の考えもどちらかというと中空さんたちに近いですね。
理由はいくつかありますが、もっともシンプルな言い方をするならば、景気がそこまで悪くならないならば果たしてインフレ率がこのまま順調に低下し続けるでしょうか?というものです。また、不況にならないならば利下げをする必要がないのではないか?とも思います。
また、いち投資家としても「みんなが強きの時はリスクを正しく恐れ、みんなが絶望している時こそ積極的にリスクテイクする」ことが大切だと考えているので、いまは少しリスクを意識したスタンスで経済動向を注視しています。
もちろん市場の見方が大正解で来年は株式投資が報われる一年になる可能性もゼロではありませんが、個人的には下向きの展開も意識しつつ日々を過ごそうと思っています。
以上です。
おしまい。