こんばんは、白蜜(しろみつ)です。
本日行われた自民党の総裁選挙で決選投票の末、岸田さんが自民党の総裁になりました。
1次投票で河野さんを1票差でかわして首位に立つというサプライズがあり、決選投票では大差を付けました。
各候補に対する印象は以下の通り。
【岸田さん】
派閥のトップであり党全体を纏めてひとつの目標に向かって進むという点では最も適任。
河野さんのようなアイディア、突破力などはないかもしれないが、現在のコロナという特殊な状況ではオーソドックスな政策を実行していくだけでも数年単位の時間を要するかもしれないので、問題ないかもしれない。
【河野さん】
アイディア、突破力、実行力はダントツ。
外交面で隣国に強い態度で臨めないという批判もあるが、防衛大臣時代の言動を見ていればそのような批判が的外れだと分かるはず。
規制緩和や行財政改革など日本の「質」を変革・向上させるという意味では一番優れた候補でした。
歯に衣着せぬ物言いで「本当のこと」をズバズバ言いすぎる点が変革を望まない議員に嫌われたのかもしれません。
【高市さん】
外交・安全保障面での威勢のいい発言で人気が出たが、外務も防衛も目立った実績がないのが僕的には少し信頼感に欠けました。
最も致命的だったのが経済政策の粗さ。
「経産省の役人にレクチャーを受けて勉強したんだなぁ」と思ってしまうような誤った認識が散見されました。特にPB黒字化目標の凍結。これをやっても金利があがって資金調達コストが上がるだけで特にメリットはありません。PB黒字化目標を掲げていても、国債発行額を増やすことはできますし、安倍政権下でも必要に応じて増やしてきました。
岸田内閣で外務や防衛面の実務を経験して、現実的な政策について学んでいただき、いつか日本の国益のためにお仕事をしていただきたいと思います。
(強気の外交と非現実的な外交とは違うと思います。)
【野田さん】
今回、野田さんが立候補してくれて本当に良かった。
当初から総裁になる可能性はかなり低かったのですが、野田さんが出てくれたことで他の3人の政策には決定的に欠けている点について議論することができたし、国民に問題を周知することができました。
討論会でもしっかりした受け答えで存在感を発揮していました。
やはりこの方はすごい政治家だと思います。
以上です。
岸田さんは他の候補者を党・政府の要職で起用する意向を示していますので、それぞれの方がすばらしい仕事をして日本をよりよい国にしてくれることを期待しています。