長期投資家・白蜜の思考回路

投資メインで政治からゲームまで、なんでもアリな雑食ブログ

【新型コロナ】医療崩壊は「してる」んじゃない、「させて」いるんだ

こんばんは、白蜜(しろみつ)です。

 

最近は毎日、トップニュースで「医療崩壊」の文字を見ることが多いので、医療業界の片隅で生計を立てているものとして解説します。

 

まずは人口について。

米国の人口は3.3億人。

日本は1.3億人、英国は0.6億人です。

 

そして、直近の新規感染者数は

米国が約20万人、英国が4万人。

日本は6~7000人です。

(本日、17日は6000人弱の見込みです。)

 

人口当たりの病床数で見ると

日本は13、OECD加盟国の平均は4~5程度。

米国や英国は3程度です。

 

つまり英国との比較では

人口は半分、感染者数は7倍程度。

米国との比較では

人口は2.5倍、感染者数は30倍。

 

しかしながら、現在のところ米国や英国で医療が崩壊したというニュースは聞いたことがありません。

もちろん医療従事者が大変な思いをしている、ベッドが足りない、医療が逼迫しつつあるという話は聞きます。

 

米国や英国に比べてはるかに少ない感染者数である日本がこんなにパニックになっているのはなぜか。

全国のほとんどの病院が「コロナの患者は受け入れません」と言っているからです。

 

「機器が足りない」「人手不足」「高度なスキルを持ったスタッフがいない」などいくつか理由はあるのでしょう。

しかし、まったく新しい感染症に国を挙げて対処しなければならない時に全国の病院や日本医師会、日本病院会などは極めて非協力的であると言わざるをえません

 

もちろん病院もビジネスなので赤字を出してまで受け入れる必要はないと思います。

では赤字を税金で補填すれば受け入れてくれるのか?

いくらの税金が必要なのか?

そう言った要望や提言が医療界からは全く発信されません。

 

メディアでは逼迫している医療機関の様子ばかりが報道されますが、全国のほとんどの病院はコロナの影響で患者数が減って赤字が拡大しています。

つまり医療のマンパワーが供給過剰になっているのです。

日本全国で見れば、医療は逼迫しておらず、むしろベッドはガラガラなのです。

 

日本の医療は全く崩壊していません。

一部の公立病院のみを日本医師会等が崩壊「させて」いるのです。

 

最後に…いま、全国の医療機関へコロナ対策の名目で補助金や助成金が給付されています。

その中には使途が限定されていないものも多くあります。

そのようなお金の多くがコロナとは全く関係のないものに使われています。

一方で、次回の診療報酬改定では医師会や病院会がコロナを名目に大幅な診療報酬UPを要求してくることは確実です。

 

自らが医療崩壊を作り出し、診療報酬に多額の税金を投入させる。

そのようなシナリオが医師会の思惑通りに進んでいるような気がしてなりません。

 

今回の緊急事態宣言も、全国の小売、飲食、観光などの産業で働くみなさんの苦しみも、元を辿れば日本医師会や日本病院会、その他の医療関係団体の利権獲得競争に起因している。

医療業界の片隅にいるものとして僕はそう感じています。

みなさんはどう思いますか?

 

長文を最後までお読みいただきありがとうございます。

 

P.S.

医療崩壊は作り出されたものだと言っても、コロナは重症化すれば怖い病気であることは間違いありません。

消毒やマスク着用など基本的な感染対策はきっちりと行い、正しく恐れて生きていきましょう。

そのうえで、近くにあるお店を積極的に利用して応援していきましょう。

 

コロナにも、医療業界の利権にも、酷い偏向報道を行うマスコミにもすべてに負けず戦いましょう。

 

以上です。