こんばんは、白蜜（しろみつ）です。
今回はユーグレナという企業の四半期決算を解説していきたいと思います。
（ちなみに我が家ではユーグレナ株を1,000株保有しています。
ホルダーの意見であることを理解してお読みくださいね♪）
なお、資料はすべて株式会社ユーグレナ様のHPから引用しています。
投資に際しては必ず引用元の資料を確認の上、自己責任でお願いいたします。
●ユーグレナって何ぞや？
ユーグレナって聞いたことありますか？
日本語で言うと「ミドリムシ」のこと。
理科の授業で習いましたよね！
このユーグレナ。実はものすごく栄養豊かだそうです。
個人的には貧困国の栄養状態改善に寄与できるとすごく期待して応援しています。
ヘルスケア商品の「からだにユーグレナ」は最近、スーパーマーケットなどでよく見かけるようになりました。
…まだ買ったことないですがｗ
●事業領域
主な事業は①ヘルスケア ②エネルギー の二本柱。
それ以外にも社会貢献活動や自社とシナジーのありそうなベンチャーへの投資などもやっています。
●2020年9月期3Q決算分析
3Q（2020.4～6）は前四半期と比べて増収・減益となりました。
まずはヘルスケア事業について。
今年度の中では売り上げは最高でしたが、前年度と比べると下がっています。
会社側は底打ちしたと言っていますが、巣ごもり需要があったことを考えると少し物足りない印象です。
7-9月期もコロナの影響は続きそうなので、売り上げが上昇トレンドに乗れるのかまた下がってしまうのか注意が必要ですね。
個人購入のうち、定期購入者が増えているのは好材料。
大きく増加していますが、広告宣伝費も増えています。
今後は広告宣伝費のボリュームは抑えていく予定のようですが、抑えても定期購入者が減らないかどうかが注目ポイントです。
一方、エネルギー事業の方ですが…
ディーゼル燃料はいい感じで増えていますね。
ただ、1ヶ月に3,000㍑ではまだまだ少なすぎて話になりません。
会社全体の業績に影響を与えることができるのはまだまだ先になりそう。
ジェット燃料の方は航空業界全体が大打撃を受けているのでそれどころではないでしょうね。
スケジュールが遅れるだけではなく、いつ頃実現するのかも未知数。
これはかなり痛いのではないでしょうか。
今回の決算説明資料は過去のものを使いまわしている状態（涙
この資料通りに進んだとしても本格稼働は2025年度。
5年先です。
まだまだペイしない事業とみて間違いありません。
●まとめ
ただ単に株式投資の対象として見た場合、ユーグレナが安定した利益を上げるのはまだ先のことになりそうなので、短期または中期で考えると僕は投資しません。
僕が（というか、わが家が）株を保有しているのは夢を見せてもらえるから、応援したい企業だから、この企業が成功すれば多くの途上国の人が救われると思えるからです。
ユーグレナという素材の将来性については社会的にも一定の評価はされていると見ています。
実際、エネルギー分野では伊藤忠商事やDENSO、いすゞ自動車などとの提携が進んでいます。
またソーシャルビジネスの分野ではWFP（世界食糧計画）と共同で事業を行っています。
僕はこの企業の価値は発展途上国・貧困国の人たちの生活水準を向上させるところにあると考えています。
ユーグレナ株を買っても報われるのはまだまだ先になります。
そもそも報われるかどうかも分かりません。
それでもこの企業に将来性を感じ、応援したいと思う人は、自分の投資額の数%を上限として購入して夢を見るのもいいのではないかと思います。
今なら8万円以内で購入できますしね。
今年度も赤字はほぼ確定ですが、自己資本比率は63%程度なので今のところ倒産の危険も比較的少なめです。
（ただ、株式投資に絶対はありませんけどね）
我が家では引き続きホールドしていきます。
ユーグレナに関する分析は以上ですー。
（分析というか、紹介記事みたいになっちゃったかも）
最後までお読みいただきありがとうございました。
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